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理容室から中国茶カフェへのリノベーション

中華街の片隅にあった古い理容室の建物を、中国茶が飲めるカフェに改装しました。

もともとあった梁や天井板を見せるデザイン

中華街の片隅に、恐らく戦後間もない頃に建てられた建物がありました。
新築の計画案も提案しましたが、建て主さんのたっての希望で建物を改装し、
趣のあるインテリアの実現と、耐久性のある外装、構造的な補強等を目指しました。

天井板を外したところ、丸太梁と天井板が現れました。
非常に雰囲気が良かったのでこれを現しにすることにして、
床や室内の木部も梁と天井の雰囲気に合わせています。

下階の室内はジョリパットで仕上げ、上階については構造用合板で仕上げています。
上階のトップライトから差し込む光が、やわらかく室内を照らしています。1

概要 - SPEC -

建設地 神奈川県横浜市
用途地域 商業地域
建築用途 カフェ
敷地面積 73.81m2(22.33坪)
建築面積 61.16m2(18.50坪)
延床面積 92.93m2(28.11坪)
構造規模 木造
竣工 2012年

カフェポイント(改修)

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自然の素材を活かしたカフェ

世田谷深沢にあるカフェの改修です。チークフローリングや珪藻土中塗りの壁など、自然の素材を活かした空間です。

素材の質感を活かす

元々はスナックを営業されていたスペースを、昼間はカフェとしてオープンできるよう改修することになりました。
室内をシンクやIHクッカーを組込んだジャイアントテーブルと、テーブル席、
そして夜の営業にも対応できるような小上がりのスペースに分けています。
室内が明るくなるように入口脇に小窓を設け、出入口の扉も大きなガラスの框戸にしました。
室内の壁は中塗りの珪藻土で仕上げ、床はチークの無垢フローリングを張っています。
ジャイアントテーブルや小上がりのテーブルはタモ集成材で作るなど、 素材の質感の良さを活かす改修としました。

概要 - SPEC -

建設地 東京都世田谷区
竣工 2010年

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