お知らせ・ニュース ブログの投稿一覧

先日の昼休み、期日前投票に中区役所へ行ってきましたが、
(週末は雪の可能性もあるとか。皆様も投票にいらっしゃる際は足下にお気をつけください。)
となりの旧ZAIMのビルが手直しされ、少しきれいになっていました。

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もともとは綿花商社の倉庫です(横浜と言えば絹ですが、、、)。
本館との間の屋根がかかった中庭には少し前までカフェがあり、
コーヒー一杯で自室のように寛げる、とても居心地の良い空間でした。所員皆でよく行ったものです。
エアポケットのような落ち着いた空間に、ソファなどがゆったりと置かれており、都市の居間といったスペースでした。
街の中にもっとそういった場所があればいいと思います。

ちなみに中区役所の建築も結構好きです。
前川国男の作品。
窓口の天井が緩いヴォールトを描いていて、
そこに間接照明が当たり、やわらかい雰囲気を醸す不思議な空間です。
(堀内)



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シンポジウムのお誘いをうけ、葉山の加地邸へ行って参りました。


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加地邸とは、
遠藤新による昭和3年の住宅作品です。

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遠藤新は日本におけるフランク・ロイド・ライトの一番弟子。
ライトの下で直接働いた人、また間接的に影響を受けた人は日本には多いですが、
師のライトの影響を最後まで持ち続けた方ではないでしょうか。

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実はライトの建築には実際に触れたことはありません。
(自由学園には常々行きたいと思っているのですが。)
ライト自身、インターナショナルスタイルではないし、モダンなんだかプレモダンなんだかよくわからない人。
今回みた作品自体も、空気感としてはそれまでの邸宅の雰囲気。
(明るさとか、室温とか、奥行きとか)
明治以降の建物が割と好きで、あちこち見ていますが、それらの系譜に繋がる部分は確かにあるなと感じます。

しかし実際の意匠は直線で構成されたモダン。
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遠藤新自体も「寸留め」の人
(藤森先生談。シンポジウムにいた方は判るはず)だったそうで、
ただ、そうは言ってもやはりこちら側の人でしょうね。

野澤さんのお話に同感でした。
我々は知らなすぎる。そして忘れるのも早い。
そして実際に触れる必要がある。それが一番の勉強。

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雑記

2014/10/21

神楽坂

昨日は建て主さんの個展を観に諸我さんと神楽坂へ。
神楽坂は学生時代に理科大の友達のところへ遊びに行った以来。
十数年ぶりの再訪でした。坂道の周囲に小さな店が折り重なるように並ぶ場所。
東京はたまにこんな街があるのが良いですね。

お客様の個展です。赤城坂のギャラリー坂での開催でした。
茶碗をひとつ買いました。
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その後は諸我さんの先輩が営む喫茶店へ。
古い民家を改修した店舗。これもまた良い雰囲気。
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所謂「カフェ」とか、シアトル系のコーヒーショップとかではない、「喫茶店」に入ったのは、
久しぶりかも知れません。また是非訪ねてみたいと思いました。

堀内

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雑記

2014/10/19

レンガの壁

今日、事務所を通った際の状況です。
これはどういう由縁のものなんでしょうね。

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関内は地下を掘ったり、外壁が剥がしたりすると、
中から別のものが現れる不思議な都市です。
同時に震災や戦災、またそれからの復旧の大変さが思い起こされます。



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本年もアトリエアルクをどうぞよろしくお願い致します。

さてさて、事務所のアラジン君ですが、
やはりちょっと調子が悪いようです。
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火には心理的効果があるとも言われていますね。
(確かめようが無いのではっきりしたことは言えませんが。)
『暖炉の火』の効用を初めて実証!!~暖炉の火によりコミュニケーション促進効果があることを確認~

最近は居間にペレットストーブを置く建て主さんも多いです。
床暖房ももちろん良いのですが、燃えているのを見たり聞いたりすることも日々の暮らしの中の楽しみの一つ。

私(所員堀内)は北国出身なので、冬といえばストーブが24時間ついている環境で育ちました。
自宅は灯油でしたが、小学校ではコークスを燃やすストーブでしたね。
で、横には「デレッキ」が転がっている。(これでどこの出身かバレます。)
もうもうと熱気があがるストーブを囲っている柵に、雪遊びで濡れた手袋なんかを干していたものでした。
所謂団塊jr世代ですが、1年だけ木造校舎で過ごしたこともあります。
冬はビニールで窓中目張りしてましたが、廊下に出ればそれは寒い寒い空間でした。

廊下のあのギシギシいう感じも今となってはなつかしいですね。


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秋も深まってきました。

今,事務所近くの山下公園通りの銀杏並木が見頃です。
黄色に染まった樹々が延々続く様子は本当に見事です。
路面の黒と,銀杏の黄色のコントラストが鮮やかに感じられます。
近くにお越しになる際は、ご覧になってはいかがでしょうか?
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今日(正確に言うと昨日ですが)の昼ご飯は、
諸我さんに連れて行ってもらった関内にある沖縄料理屋で沖縄そばでした。
とても美味しかったですよ。


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また、夕方には黄金町でarea045の見学会が行われました。
area045からは安田博道さんが参加されているということで、黄金町バザールをご本人に案内して頂きました。
黄金町バザール

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いわゆる特飲街の跡地をどうしていくかという大変な問題を、
アートと街づくりと建築と地元の方々とで解決していこうとやっているわけですが、
なかなか難しそうでした。
長期的でかつ、横浜の中心市街地全体をどうしていくかという、広範囲を見据えた視野が必要ではないかと思いました。



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嵐が過ぎたと思ったら急に寒くなりましたね。
皆様も、お風邪など召さぬようお気をつけ下さい。
気づけばもうすぐ11月ですね。

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今日審査機関に確認申請を出しに行った際、担当者に指摘されました。
申請書式が切り替わったそうです。


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3面に

・備蓄倉庫
・蓄電池
・自家発電設備
・貯水槽

の欄が増えました。
なるほど時宜に適った変更ではないでしょうか。

今後住宅でも災害に備えた設備が、個々の住宅毎に必要になっていくかも知れません。





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雑記

2012/10/18

秋の長雨

昨日からの雨がなかなかやみませんね。
秋の長雨といったところでしょうか。
事務所からほど近い山下公園も、今日は視界不良で、目の前の海が真っ白でした。
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しばらく間が空きました。

ウェブ担当の私堀内ですが、建築士の試験を受ける関係でしばらくお休みを頂いていました。
今年の試験は先週終わり、仕事に復帰しています。

今でこそ、図面を描くのは殆どCAD、コンピューターになっていますが,
建築士の試験は未だに手書きです。
かくいう私も普段は全てコンピューターによる製図。

10年以上前、学生になりたての頃ちょっと描いた記憶を、
2ヶ月の間必死で思い出しながら修行してきました。

受かるといいですが,またそれは別の話かな?


ちなみにこちらが手書きの図面です。
試験ではグリッドの入った答案用紙に描きますが、
実務ではトレペに描いたりしたそうです。学生の頃にバイトでトレペの図面を延々修正したことがあります。
事務所でも古い住宅の図面はみんなトレペで保管してます。
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ちなみにこちらがCADの図面。どちらが見やすいですか?
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設計案のまじめな話が続きましたので、ここらで一息つきましょう。

みなさん、おいしいラーメン屋、ひいきのラーメン屋を一軒は持っているはずです。
私(所員堀内)は札幌出身なので、
一応、ラーメンが一番身近な外食である環境で育って来ています。

が!これまでいろいろ食べて来て一番おいしかった塩ラーメン、
忘れることの出来ない塩ラーメンは、
諸我さんに連れて行ってもらった、中野のラーメン屋の塩ラーメンです。

たぶん「平凡」というお店だったと思います。
もう閉店してしまったみたいですね。

塩ラーメンにゆずの切れ端が入っていて、あっさりしているのと、口の中に広がる良い香りにびっくりしました。
ラーメンと言うと、あの濃厚な匂いに慣れてしまっていたので。

店構えはとても地味な店で、
もう一度自分で行くにはよく探さなければ辿り着けない、なんて思っているうちに閉店。
もう食べられないと思ったら、よけいに食べたくなりますね。記憶の中の味。平凡じゃなかった。
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毎日暑いですね〜。
家に帰って来てからも体内の熱が抜けないというか、ボーッとしちゃいますね。

さて、昨日の夜のこと。勉強の休憩がてら団地のことなどあれこれ調べていたら、
とある動画を見つけました。

プルーイット・アイゴー爆破解体

どうやら映画の一部分らしいのですが、音楽はフィリップ・グラスでカッコいい。
最初のうちはマンハッタンのビル群の映像が延々と流れます。
あくまで建物だけの映像。
早回しでビルの外壁に雲の陰が流れ飛んでいく様が写ったり、
川からの景色だったり(シティーコープセンターが見える)、
無人のウォール街だったり。

そのうち瓦礫だらけのスラムの映像になったと思ったら、
空撮の団地の映像に切り替わります。

空中を建物の方へずっと寄っていくカメラ。
同じ箱形の建物が何棟も建ち並んでいるのですが、人の気配が全くありません。
軍艦島のビルのような、無表情な巨大な高層建築(実は集合住宅です。)が整然と並んでいる巨大団地を、
カメラは延々と追っていきます。

音楽が盛り上がったと思ったら、突然爆破解体が始まります。

なんか見たことがあるなあ、と思ったら、
この団地はなんとプルーイット・アイゴー団地だそうです。
大学に入って最初に読んだのがチャールズ・ジェンクスの本でした。
あの「モダニズムの死」とされた挿絵と同じシーンがこの映画で見られます。

ちなみに、このプルーイット・アイゴー団地を設計したのは、ミノル・ヤマサキ。
そう、あの9.11で崩れ落ちたWTCの設計者です。
あの本を読んだ時からさらに世界は混沌としてきていると思います。
これから建築はどんな風になっていくのでしょうか。

(所員ホリウチ)
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(有)アトリエアルク

〒231-0806
神奈川県横浜市中区本牧町2丁目390-3
TEL:045-623-7228
FAX:045-623-7229

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