前回更新からだいぶ間が空いてしまいましたが、
どんどん寒くなっていきますね。今年も残すところあと2ヶ月です。
まず、ご紹介していた本牧の現場がどうなったか、ご紹介します。
離れも無事竣工し、中庭の造園も終わり、このようになっています。
これは今夏の様子です。
2つの棟の間を開け、植栽することで開放的な外部空間となりました。
掃き出しサッシを多用することで内部空間がそのまま延長され、室内と一体的な利用が出来るように計画しています。
室内の様子。
太鼓張り障子(桟の両面に障子紙を貼った障子)により、室内とペリメーターゾーンを簡易的に区切り、
室内環境を調整するバッファーゾーンとしています。
天井は構造用合板の野地板を現しとし、極力コストを抑えつつ質感の高い仕上げとしています。
床は杉無垢の厚板フローリングです。
リビングの様子。
壁は断熱塗料「ガイナ」を塗って仕上げとしています。
リビングは2層分の吹抜けとなっています。
高窓の外にある隣家の緑が目に入る、明るい開放的な空間です。
リビングの空間はそのまま奥にあるダイニングキッチンへと延びています。
キッチンとダイニングテーブル。
杉材で作ったテーブルにIHクッキングヒーターを組み込みオープンキッチンになっています。
キャビネット類、カウンター下の収納はIKEAの既製品キャビネットです。
それらがぴったり入るようにカウンターを設計することで、見栄えの点でも満足する仕上りになりました。
吹抜けのリビングの写真に少し写っていたのが、2階の書斎コーナーです。
緑が間近に感じるスペースであると同時に、
手摺を必要最小限にすることで下階のリビングと一体となった開放的な空間になっています。
他にも進行中の現場、竣工した現場等があるので、
引き続きご紹介していきます。