事務所内の風景

2012/10/22

プレカット

今日は工事に入った住宅の件で、プレカット屋さんが事務所に打ち合せに来られました。

みなさん御存知かと思いますが、
今は木造の住宅を建てる際には殆ど材木の加工を工場で行います。
(一度見学に行ってみたいものです。)
構造部材は、工場加工で規定の寸法にカットされ,仕口の加工を終わらせた状態で現場に納入されます。
それを現場で大勢の大工さんによって組み上げる訳です。

20121022.jpg

このことによって、時間もコストも抑えられているんですね。たぶん。

ただし、複雑な加工などは今でも大工さんの手加工が必須なようですし、
今日の打合せでも,化粧の部分(出来上がった時点でも壁から露出して、見える部分)の加工、取り扱いには、
いくら機械加工とはいえ気も使うし、時間もかかるとのことでした。

ちなみにアルクの住宅は化粧梁、化粧柱が大変多いです。
3階建ての住宅で,準耐火構造として被覆する場合以外は,
基本的にメインのお部屋(リビングや寝室など)については、梁をあらわしにします。
デザインばかりでなく,機能性も考えてのことです。

これが原因でプレカットの事前打合せには大変気を使います。
組み上がった状態=出来上がりに近い状態だからです。
見えてくる部分に金物が見えたり,継手が目立ったりすると大変です。
何回も見直して,図面に色を塗って確認して,何回も訂正してもらって,ようやくGOサインを出します。
この期間は胃に穴があきそうになるほど(笑)。

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(有)アトリエアルク

〒231-0806
神奈川県横浜市中区本牧町2丁目390-3
TEL:045-623-7228
FAX:045-623-7229

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